「PURE MORRIS, PURE LIVING !」展 ~ウィリアム・モリスの今と出会う~ (2016年10/5~10/7開催)
おかげをもちまして、お天気にも恵まれ、たくさんの方にご来場いただきました。

大好評の会場ディスプレイ、手がけていただいたスタイリストの中田由美さんのコメントと共に、5回に渡り、各シーンをレポートいたします。

 

【VOL.1】 ディスプレイ・コンセプトとエントランス

<コンセプト>
“自然を生活の中で感じる”というキーワードで、PURE MORRISコレクションを、ナチュラルで現代的な空間の中で提案。
「モリスが暮らしていたイギリスと同じように。この日本でも、美しい手仕事の伝統があり、作り手がいます。伝統からインスパイアされた現代日本のデザイナーが手掛けたすばらしいもの、家具をはじめ日本で手に入る美しい品々を散りばめ、自分らしい美意識を探りながら、感覚的に気持ち良いと思えるものを生活に取り入れた暮らしをイメージしました。」

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*エントランス画像その1  /  Photo by Nik van der Giesen

 

外(アウトサイド)なのか中(インサイド)なのか、境界線が曖昧な雰囲気のディスプレイが今的。
「家の中で使っている家具を持ち出して、自然を感じながら過ごしたり、もしくはその逆で、家の中に自然の要素を持ち込んで過ごす。自然とのつながりを少しでも感じられる時間を持ちながら、日々の生活がゆったりと感じられたらいいなという想いでスタイリングをしました。」

Pure Bachelors Button」(背景の壁紙)は、とても存在感があるパターンですが、グレー色の中に白抜きの図柄が、まるで壁面のレリーフのようも見え、大胆ではあるけども空間の一部としてなじみやすく、柄違いのPURE MORRIS コレクションのファブリックともなんなく調和します。

「キャンバス地や光沢のある生地、ウールのふわっとした生地など、様々な素材感をミックスしても、トーンを合わせると、どことなく統一感の中に立体的な表情が生まれます。」

 

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*エントランス画像その2
素敵な植栽はポワンヌフ
存在感のある枝ものは実の付いた「桐」。珍しい!

 

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*エントランス画像その3  /  Photo by Nik van der Giesen
ボタニカルアートカードやカタツムリ、キノコのオブジェなど楽しい小物を潜ませて…

VOL.2へつづく>


Yumi Nakata
中田由美

建築を学んだのち、舞台照明のデザイン、プログラマーを経て、2005年よりスタイリスト神林千夏(Jamo Associates)に師事。’13年フリーランスとして独立。雑誌や広告からショップディスプレイまで幅広く活躍中。